こんにちは!ようやく暑〜〜〜〜〜〜〜い(京都銀行やないって)夏が過ぎ去って、さわやかな秋がやってきます。子供たちにとっては楽しい夏休みが終わって、新学期が始まりましたね。そういえば長男が小学校6年生の時(もう17年も前になるんかなぁ)、PTA会長を仰せつかっておりまして秋のPTA行事で何をしようかって役員さんたちや校長先生たちと相談を重ねて、三つのハイキングコースを企画しました。 |
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その中の一つに秋の七草を見つけながら、校区を散策するコースがあって、そこで誰かが「じゃあ、せっかくやから採った七草でお粥を作って食べましょう」と言い出して、またそれに皆も「それはエエなぁ。それ採用!」ってことで全員一致で可決、そこで「秋の七草ってなんやったっけ」ってことになり、「萩、すすき・・・」う〜ん「それって食べれるの?」ここで初めて皆が気付き始めました。 |
お正月に食べる「春の七草」と違って、「秋の七草」は観賞用の植物だったことに。日本人が秋の野草を愛でる歴史は古く、万葉集の歌人、山上憶良が「萩(はぎ)の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花(おみなえし) また藤袴(ふじばかま) 朝貌(あさがお)の花」と歌に詠んで以来、「秋の七草」は、日本の秋を代表する草花として親しまれるようになったとされています。 |

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萩、薄(すすき)、葛、撫子(なでしこ)、女郎花、 藤袴、 桔梗(朝貌の花は、「朝顔」「木槿(ムクゲ)」「桔梗」「昼顔」など諸説ありますが、一般的には「桔梗」を指すとするのが有力な説で、辞典類も「桔梗」とするものが多く見られます。)の7種類の野草は、かつては薬草としても利用されていました。今も、葛は「くず湯」や、風邪のときに飲む葛根湯などで口にしますね。昔は日本のどこにでも見られた「秋の七草」ですが、今では野生のものを見かける機会もめっきり少なくなってしまいました。 |
このことは残念なことですが、時にはゆっくりと野草の散策をしてみたり、気軽に地元の歴史スポットをたずねてみたりするのも面白いかもしれません。図書館で地元の歴史書などを手に取ってみると、長〜〜〜〜〜〜〜く(京都銀・・・もうええ!)住んでいても知らないことがたくさんあることがわかりますよ。 |

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