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緑のカーテンを作るにはどうしたらいいですか。 |
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早朝のカーテンの完成が期待できるゴーヤをおすすめします。真夏には窓からの太陽光をさえぎって室内温度の上昇を抑えてくれますよ。
・準備するもの |
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苗、つるもの用ネット、支柱、プランター、肥料、重石 |
・育て方 |
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苗を入手したらポット内で根詰まりしないうちに、速やかに植えつけましょう。植えつける株間は60〜90cm程度。手が届く低い位置にある間は、つるがネット全体に行き渡るように、横方向にもこまめに誘引しましょう。 |
・ポイント |
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ネットが風に揺れるとゴーヤの発育が悪くなるので、下はしっかりと重石に結ぶなどしましょう。また、ネットがたるまないように両端には丈夫な支柱や金属パイプを通ししっかり固定しておきます。 |
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5月に種まきがぴったりなハーブは? |
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キッチン・ハーブと呼ばれる、パセリ、セージ、バジルなどは5月に種をまきます。しかし、ハーブを種から育てるのは難しいので、初めての方は苗から始めることをおすすめします。葉の色が濃く、根がよく育っている苗を選びましょう。ポットから根を出すときは根を傷つけないように注意してください。また、ハーブは生育がよいので、ややスカスカ気味に植え込み間引きするとよいです。育て方のポイントですが、南向きの暖かい場所で育てるのが理想的です。また、多くのハーブは過湿が苦手なので、土が乾いたタイミングで一度にたっぷり水をあげましょう。採れたてのハーブは味も香りも格別。是非、夏野菜と一緒に植えてみてください。 |
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咲き終わったチューリップの球根は来年も咲きますか? |
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来年も球根を使いたいのなら、花が咲いたら早めに切り取ってしまいます。葉はそのまま残し、追肥をして球根を太らせます。6月頃、葉が黄色く枯れたら球根を堀り上げ、ネットに入れて風通しの良い涼しい所で保管しましょう。チューリップの球根は分球するので、小さな球根しかない場合もあります。小さな球根は花が咲かないので、大きいものだけを残してください。秋になったら植えつけますが、2年目に咲く花は小ぶりになってしまいます。植えたままにしても翌年花を咲かせることもありますが、夏場に腐ったり病気になったりしてしまうことが多いようです。きれいな花を咲かせるためには、毎年新しい球根を購入したほうがよいでしょう。 |
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花苗を植える前に花壇はどのような準備をすればよいですか。 |
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植物を元気に育てるには、良い土作りが大事です。良い土とは適度な水はけと保水性、通気性があり、有機質を多く含むことです。まず土に残っている根や草、ゴミ、石などを取り除きましょう。土をよく耕し、土壌改良剤と腐葉土やピートモス、堆肥などの有機物を1uあたりバケツ1〜2杯くらい全体にまきます。深さ30〜40cmくらいまですきこんでよく混ぜ、1〜2週間なじませましょう。雨が降らなければ水やりをしてください。根が張りやすいふかふかの土にしてから、花苗を植えてあげてくださいね。
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冬の芝はどんな手入れが必要ですか? |
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一見、茶色く枯れているように見える冬の芝。でも春になるとしっかりと生育を始めます。その前に目土を入れてあげましょう。目土入れの前には草やゴミなどを取り除きエアレーション(※)を済ませておきます。
目土は堆肥と腐葉土を庭の土に3割ほど混ぜて作ってもよいですが、ホームセンターなどでは芝生用目土が売られています。目土を均等な厚さにするために風のない日に作業をします。厚さ5mm〜1cmくらいになるように、ふるいで丁寧にまいていきましょう。
また暖かい地方ではそろそろ雑草が生えてくる時期です。この時期に雑草を根からしっかり抜いておくと、春以降の雑草が少なくて済み、除草剤の使用も最小限に抑えることができます。
※エアレーション
地面に穴をあける作業。地中に空気を供給したり、古い根を切るなど芝生の活性化のために年に数回行います。専用の用具があります。
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バラの冬剪定の仕方について教えてください。 |
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バラは春から秋にかけて生育するので、冬は剪定に最適な時期です。背が高くなりすぎないよう、また枝が混みすぎて病気にならないよう、冬の間にきちんと形を整えておきましょう。
まず古い枝や込み入っている枝などを取り除きましょう。病気になりそうな枝や害虫がつきそうな枝はすっぱり落としてしまうことが大事です。風通しをよくして病中害を防ぎましょう。その他の枝も形を整えながら理想とする高さに切っていきます。バラは生育が旺盛なので、春からどのくらい伸びるかも考慮して高さを決めてください。切りたい高さが決まったら外側に向いている芽の上で切りましょう。こうすると外側へ枝が伸びていき、生育しても風通しがよく、美しい樹形になります。
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使用済みの土はどうすればよいですか? |
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ゴミとして収集している自治体は少ないので、基本的には再利用することをおすすめします。
【再生法@】
根や石、ゴミなどをふるいで取り除いた後、熱湯をかけて湿り気を与え黒いビニール袋に入れます。日向に1〜2週間放置すれば雑菌や虫などが死滅し、消毒完了です。その後、ポリバケツなどに移して腐葉土と堆肥を適量入れて混ぜ、数週間置けばまた使うことができます。このままでもよいですし、新しい培養度に混ぜてもよいでしょう。
【再生法A】
プランターをもう一つ用意して使用済みの土を入れておきましょう。このときも根や石、ゴミなどはなるべく取り除いてください。油粕や堆肥などを多めに混ぜ、2週間に1回程度水をかけてほぐしながら混ぜます。適量の生ゴミや落ち葉などを混ぜてもよいでしょう。表面を黒いビニールシートで覆っておけば殺菌にもなります。一冬越せば再生し、春には使えるようになります。 |
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ポインセチアの上手な管理方法を教えてください。 |
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クリスマスの花というイメージのあるポインセチア。花屋さんの店頭でもこの時期からよく見かけるようになりますね。上手に管理してクリスマスまできれいな花を楽しみましょう。水のやりすぎに注意しましょう。鉢の土が白く乾き、葉が垂れ始めた頃が水やりのタイミングです。鉢の下から水が流れるまでたっぷりと与え、受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。一度水を与えたら、また土が乾燥するまで水は与えず管理します。乾きすぎると葉がしおれて丸まってしまいますのでよく観察しておきましょう。また土の湿り気には関係なく、空気中の湿度はある程度必要ですので、室内が乾燥している場合は加湿器などを利用して調整するか、スプレーを葉に当てて保湿しましょう。花のように見える赤い葉の部分は、水分をふりかけるとシミができてしまうことがあるので注意してください。
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サボテンの管理方法を教えて。 |
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サボテンは管理が簡単と言われていますが、「枯らしてしまった」という声もよく聞きます。サボテンを枯らしてしまう主な原因は水のやりすぎが多いようです。サボテンは乾燥した土地に自生している植物なので、水のやりすぎは禁物です。目安として春と秋は週1回、夏は2週間に1回、冬は3週間に1回くらいでよいでしょう。また良く育つようにと肥料を与えることもよくありません。もともとやせた土地に自生しているので、肥料はほとんど必要ありません。肥料を与えすぎると枯れてしまいます。植え替え時に元肥として土に混ぜるだけで十分です。そして置き場所にも気をつけましょう。サボテンは日光が大好き。外なら日がたっぷり当たり雨に濡れない場所、室内では窓辺の日当たりのよい場所に置いてくださいね。 |
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