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こんにちは! 朝晩の冷え込みも一段と厳しくなりましたね。寒さが増すこれからの季節は、風邪やインフルエンザなどの感染症に注意が必要です。予防のためには、手洗い・うがいはもちろん、栄養や睡眠を十分にとり、免疫力を高めることが大切です。 |
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ところで、みなさんは自分の平時の体温を知っていますか?以前は、36.5〜37度くらいが平熱といわれていたのですが、最近はこの数値に満たないどころか、35度台や34度台という人が増えているのだそうです。 |
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実は、体温が1度下がると、免疫力は30%も低下するといわれています。“低体温化”によって白血球の働きが弱くなると、風邪などの病気にかかりやすくなってしまいます。また、女性の敵である、乾燥肌やむくみなども、この低体温化が一因といわれています。手足が冷える“冷え性”とは違い、低体温の場合は自覚症状がありません。そのため、意識して体温を上げる必要があります。 |
そもそも、低体温のいちばんの要因は、現代人の筋力不足によるものです。日頃からウォーキングやランニングなどで筋肉を鍛え、免疫力をアップさせましょう。 |
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また、赤身の肉、卵、チーズ、生姜など、体を温める食べ物を積極的にとるようにし、夜はゆっくりと湯船につかるようにします。お風呂には、バスソルトを入れるのも効果的です。バスソルトは天然塩を成分とするものと、エプソムソルトという硫酸マグネシウムを成分とするもの、大きく2つに分けられます。 |
いずれも海水に含まれるミネラル成分が人間の皮膚から吸収されることにより効果を発揮します。このミネラルによる浸透圧の働きで、発汗作用が高いのが特長です。体が温まると毛穴が開き、汚れを外に出しやすくなります。バスソルトの使い方はいたって簡単。ぬるめのお湯に適量のバスソルトを入れて溶かして入浴するだけです。体温が1度上がることで、免疫力は5〜6倍になるというデータもあります。 何かと多忙になる年末年始ですが、体をしっかりと温めて、新しい年を元気に迎えたいですね。 |