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こんにちは。 5月といえばこどもの日ですね。
鯉のぼりや鎧兜などを飾るご家庭もあるかもしれません。最近ではベランダに取り付けられるコンパクトな鯉のぼりセット≠熕l気だそうです。 |
大空をゆうゆうと泳ぐ「鯉のぼり」が登場したのは、江戸時代の中頃といわれています。「人生というひとつの流れの中で遭遇する難関を鯉のように突破し、たくましく成長し、立身出世して欲しい」という願いが込められています。これは「鯉の滝登り」という言葉がありますが、一匹の鯉が激流連なる滝を泳ぎきり、やがて龍となって天に昇ったという中国の故事からくるもので、「登竜門」という言葉の由来にもなっています。 |
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青空を泳がせるという発想は、世界に類を見ない日本人独特の感性だといいます。
この時期、日本各地で鯉のぼりを集めて空に泳がせるイベントが行われています。 |
熊本県と大分県の県境にある杖立温泉では、杖立川の両岸をロープでつなぎ、全国から集められた鯉のぼりを泳がせています。その数なんと3500匹で日本一なのだそうです。 |
また、こどもの日には「ちまき」や「柏餅」を食べる習慣もあります。唱歌『背くらべ』の歌詞に、“ちまき食べ食べ〜”という一節がありますが、ちまきは主に関西で食べられることが多く、関東では柏餅が一般的となっているようです。ちまきには厄払いの意味が、柏餅には子孫繁栄の意味が込められているといいます。 |
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ところで、こどもの日は男の子の成長を祝う日として知られていますが、「国民の祝日に関する法律」によると、“こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する”日(父はどこに行ったんや(T_T))と定められています。 |
こどもたちの成長を喜ぶことはもちろん、こどもたちを見守り続けるお母さんたちに日頃の感謝する日でもあるのです。こどもたちはお母さんに(ついでにお父さんにも)、親はこどもたちに、それぞれ「ありがとう」を伝えてみるのもいいかもしれませんね。 |
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