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まもなく春本番。おだやかな陽気に誘われて、どこかへ出かけたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
この時期、旅先やその目的として人気が高いのが「いちご狩り」です。 |
甘くみずみずしい味わいと、見た目のかわいらしさが相まって、子どもはもちろん、大人からも好まれることが多い「いちご」。おなじみの「あまおう」や「とちおとめ」をはじめ、一粒数百円から数万円もするような超高級いちごまで、日本では250種類ほどが栽培されているといわれます。
好きなフルーツランキング”でも常にトップに名前が挙がるいちごですが、分類上は“野菜”として扱われているのをご存知でしょうか。といっても、野菜に分類されているのは世界でも日本と韓国だけで、一般的には果物として流通していることがほとんどです。また、いちごの果実と思われている赤い部分は、実は花托(かたく)と呼ばれる茎が大きく成長したもの。
本来の果実は周りについている小さなつぶつぶで、その中に種が隠れているのです。
意外な一面を持ついちごですが、その栄養価にも注目すると、ビタミンCにいたってはわずか5〜6粒で1日の必要量を補えるほど。おいしいだけでなく、風邪予防や疲労回復、美肌効果など、その健康効果は絶大です。
いちごはこれから4月にかけてが旬。春休みには家族揃っていちご狩りに出かけてみるのもいいかもしれませんね。
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