こんにちは!スッキリしない空模様が続く梅雨のシーズン。気持ちまで滅入ってしまうことも少なくありません。また、湿気に悩まされたり、洗濯物がたまってしまったりと少々やっかいな季節でもありますが、その分、青空はより一層うれしく感じられるものです。 |

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そんな雨上がりの空にあらわれるのが七色の虹。見つけると何だか幸せな気持ちになるという人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、ハワイには「No Rain, No Rainbow」という諺があるそうです。日本にも同様の言葉がありますが、困難のあとには必ず幸せが訪れるということを意味しているといいます。憂鬱になりがちな季節ですが、時には空に虹を探してみるのもいいかもしれません。
そして、年に一度、この時期だけのお楽しみ、梅仕事。健康食の梅は、特に申年に収穫されたものが縁起が良いとの言い伝えがあります。「病が去る」との語呂合わせの他に平安時代の疫病、天明の大飢饉の際に梅を食し、たくさんの命が救われたそうです。どちらも申年に関係があり「申梅」と呼ばれ、縁起物になりました。 |
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梅を使って作れるものは、梅酒、梅干し、梅ジュースが多いですが、ちょっと変わった梅の活用法を紹介したいと思います。梅味噌は梅、砂糖、味噌を交互に詰めていき、一週間ほどするとトロリとしてきます。 |
薄めてドレッシングに、そのままディップにして、梅はおかずとしていただけます。 梅のピクルスは酢と砂糖で漬け込みます。細かく切って薬味にしたりマヨネーズに和えたりしてもおいしいです。梅干しの副産物、梅酢には活用法がたくさん。10〜20倍に薄めて梅酢ドリンク、はちみつを入れると飲みやすく、熱中症の予防に最適です。寿司酢の代用、和え物に数滴垂らして梅風味を楽しんだり、ドレッシングに使ったりします。 |
また、焼き梅干しはダイエットにも効果があると言われています。梅干しに火を通すと、糖とクエン酸が化学反応を起こし、ムメフラールという血行を改善する作用があるそうです。1日、1〜2個食べると血液がサラサラになるだけでなく、肩こり、腰痛、便秘解消にも効くとか。 |
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食べる以外にも使用方法があり、梅干しを2〜3個コップ一杯の日本酒に一週間漬けると、肌荒れにも効く化粧水ができます。お風呂上がりに肌につけてマッサージをするとカサカサ肌がスベスベに。おいしく、体に良い梅はいろいろ活用したいですね。 |