普段はなかなか手が回らない窓まわりのお手入れ。今度の休日にはお子さんにも手伝ってもらって、家族みんなでお掃除してみてはいかがでしょう。ただしあまり天気が良すぎると水拭きの跡が残りやすいので、曇り空くらいのときがおすすめです。
泥やホコリなど外側の汚れは水に溶けやすいので、ホースやバケツで水をかけて洗い流しましょう。マンションなどのベランダがある窓なら、たっぷり水を含ませた雑巾で汚れを落とし、乾いた布で乾拭きします。
窓全体をスプレーで湿らせ、よく揉んで柔らかくなった新聞紙で円を描くようにこすって磨いていきます。仕上げに乾いた新聞紙で乾拭きすると、新聞インクのワックス効果で汚れもつきにくくなります。とくにタバコのヤニ汚れには、ぬるま湯9:酢1を入れたバケツに新聞紙を丸く浸し、軽く絞って窓を磨きます。またしつこい油汚れには、石鹸水で湿らせた新聞紙をしばらく窓に張り付け、汚れを浮かせてから新聞紙で拭き取ります。
網戸を外してお風呂で丸洗いします。このときお風呂の壁に押し当てるように網戸を立てかけると、網がたわまず、スポンジでしっかり洗うことができます。軽い汚れなら雨の日に雨に当たるように外に出しておけば、雨が洗い流してくれます。取り外せない網戸は、網戸の外側に新聞紙をセロハンテープで貼り付け、内側から掃除機をかけます。さらに網戸に酢水をスプレーして乾いた布で軽くこすればすっきりします。
窓専用のワイパー、スクイージーを使うとより簡単に窓掃除ができます。水を含ませたスポンジやスプレーで窓ガラス全体を湿らせて、スクイージーを上から下に横一方向に引いていき、最後に上から下に水を切ります。ゴムが水分や汚れをすっきり取ってくれるので乾拭きの手間もいりません。