普段忙しくて整理できずに物が溜ってしまう人は、物を整理することから始めましょう。押入れやタンスの中の物を全部出して、汚れや傷みの激しい物や使わない物、着ない洋服等を処分しましょう。この作業は家族それぞれ自分の物は自分でするようにします。自分の物は自分で管理するというのは、子どもの自立の一歩としても大事なことです。余力があれば靴箱や食器棚の中も仕分けしたいところですね。ただしこれらの作業、ゴミの収集日を確認して収集日前に行うようにしてください。
リビング、子ども部屋、寝室等とりあえず普段使っている部屋を家族みんなできれいにしていきましょう。ポイントは次のとおりです。
水栓金具や鏡などは、ピカピカになっているだけでも気分も明るくなります、子どもに手伝ってもらってピカピカに磨き上げましょう。これが済んだら最後に年末の儀式として神様が宿る場所をきれいにします。場所は3つ。かまどの神様が宿るキッチン、かわやの神様が宿るトイレ、福の神様が入ってくる玄関です。頑張りすぎずに、家族全員で神様を迎え入れるという気持ちで行いましょう。
寒くて汚れが落ちにくい冬は本来、大掃除には向かない季節です。隅々まできれいにしなきゃと構えるよりも、年末の区切り、新しい年を迎えるためのけじめと考えて、大掃除に取り組みましょう。