勝手口付近にはスペースが必要 |
これは多くの方が忘れて、後でとても不便な思いをする事例です。それは外の勝手口付近に、生ゴミや可燃物、空き缶などの不燃物を置いておくスペースが必要だということです。限られた敷地の中に、いろんな意見や希望を考えて間取りをしていくと、どうしても庭が予定よりも狭くなったり、お隣の敷地ぎりぎりまで建てる敷地を広げたりすることになります。
そんな場合、多くは裏方に作られる勝手口などは、隣接する家の敷地いっぱいのところに設けてしまうばあいがあります。ひどい場合だと、境界線のフェンスがある為に、勝手口の戸を開けると人が通れなくなるほど窮屈なお宅もあるくらいです。
生活している限り、どうしてもゴミは出してしまいます。5人も家族が居ればそのゴミの量は相当なものになり、ゴミの日には3袋も4袋も一度に出すほどの量になります。そうすると、それらのゴミを回収日まで台所の中に置いておくわけにも行きません。必ず外のどこかに一時的に保管する必要があります。
一番都合のいいのが勝手口を出た付近にあるのが、なにかと便利ではないでしょうか?もし、キッチンが出窓であればその下に置くと、以外と無駄な空間を有効に利用できます。特に、ゴミの置場を勝手口付近にしなくてはいけない訳ではありませんか、大切なことは設計の段階から「ゴミの置き場所」をきちんと決めておかないといけないということです。
間取りを検討中の設計段階では、ゴミの置き場所など頭にない方がとても多いようですが、生活に必ずつきまとうゴミの置き場所のことを考えてなかった」という方がとても多くいらっしゃるのが現状です。
|
布団を干せないで困っている |
普通、布団はベランダに干すのが常識です。天気の良い日には、ベランダいっぱいに干した布団を布団叩きでポンポンやっている奥さんの姿をよく目にします。しかし、布団を干すのに不便を感じている人も中にはいるかもしれません。「新しい家が西側に出来て日当たりが悪くなった」「一度に何枚も干せる十分な布団を干すスペースがない」「今のベランダの向きでは道路の排気ガスが気になる」などですが、このような人の為に、一つの提案があります。
それは、布団は必ずしもベランダで干すことはないということです。つまり、窓のあるすぐ下の外壁に簡単な棒を取り付けてそこに干せば良いのです。簡単な棒とは、階段の手すりのようなモノで比較的簡単に取り付けることが出来ます。又、新築する場合にも、大きなベランダはお金がかかります。布団を干すだけの目的で大きなベランダを必要とするのは無駄なことです。
大きなベランダを作って、天気のいい日にはそこで日光浴したり、お茶でも飲みたいという利用の仕方であれば、そこに布団がズラズラと干してあっては少し雰囲気が出ません。ベランダに「対する考え方も人それぞれですが、必ずしもベランダでなくても布団を干す方法があるということだけでも覚えておくと何かの役に立つかもしれません。
|