「小さな応接室」と呼ばれるほどの小スペースにもかかわらず、住んでいる人の性格やセンスが表れ、お客様の印象に残る場所が「トイレ」です。 簡単なセンスアップの方法としては、トイレのアクセサリーを工夫するのが効果的でしょう。同素材や同系色、同シリーズでそろえると統一感がありますね。また、照明器具のカサ、ドアのハンドル、スイッチプレート、掃除器具、スリッパ、タオルなども一緒にコーディネートすると完成度がグンとアップしますよ。 さらに、小さな手洗いと鏡、飾り棚を取り付ければ簡単な化粧直しにも使えて便利ですし、飾り棚に季節感のある小物を飾っておけばトイレタイムが楽しくなりそう。こんな「小さな応接室」にふさわしい気遣いはお客様にも喜ばれるでしょう。ただし、体を動かしたときにアクセサリーや棚にぶつからないよう、全体のスペースとのバランスに注意しておきたいものです。
「家のベランダ」といえば、それほど広いスペースがなく、部屋よりも一段下がっているのが一般的です。ベランダとしてだけ考えるとスペース的に活用範囲が限定されがちですが、「部屋続きのスペース」として利用すれば使い道がぐっと広がります。 そこで、ホームセンターや通販などで売られている「置くだけの床材」を活用して、部屋とベランダの段差をなくしてみましょう。両者の床面がフラットになって一体感が生まれ、部屋が広く感じられます。床材の素材や色を家具と揃えるのがポイントですよ。 ベランダにオシャレな耐水素材の収納BOXなどを置き、ベランダで寛ぐときの小物をしまっておくとベランダライフが充実しそう。テーブルとイスを出してキャンドルを灯せば、いつもと違うディナーも楽しめます。ベランダもお部屋の一部という発想で有効活用してくださいね。
家電や調理器具、食器類などの収納物が多いわりには収納スペースが狭くなりがちなのがキッチンです。 キッチン収納の基本は使いやすさ。床から60〜160cmの範囲は出し入れがしやすいので、普段よく使うものの収納に適しています。土鍋などの重いものは床の近くにしまいましょう。収納の際はカゴやラックを利用すると、取り出しやすくてお掃除も楽々です。また、ものによって収納場所を決めておくと在庫管理がしやすく、無駄な買い物防止にもなります。 また、よく使う場所の近くに収納するとキッチンの利便性が上がります。調理スペースのキャビネットには計量器やボウルを、コンロ付近にはフライパンやスパイス類などを収納すると調理に便利で調理スピードもアップします。忙しいときでも「ササッ」とお料理できれば外食の回数も減って、経済効果も期待できそうです。
料理レシピを紹介するホームページが充実したせいで、お料理の前にインターネットでレシピを検索する人も増えてきました。よくパソコンを使うのであれば、キッチンにパソコンを収納するスペースを設けてみてはいかがでしょう。 キッチンにパソコンがあれば、ネット検索した料理のレシピをわざわざプリントアウトしたり、手順を確認するためにキッチンとパソコンのある部屋を往復したりすることもなくなります。また、家事をしながらドラマや映画を観たり、パソコンで家計簿をつけたり、家事の合間にネットサーフィンを楽しんだりもでき、キッチンにパソコンのある生活は何かと便利が多そうです。 さらにちょっとした本棚も用意すれば、料理本や学校からのお手紙なども収納できてキッチンの利便性が増すでしょう。
ずいぶん市民権を得てきた食器洗浄機ですが、まだまだ贅沢品だと思っている人は多いようです。「本当にきれいになるの?」「水道代がかさむんじゃない?」という疑問もまだよく聞きます。 しかし使った人の感想は、ほとんどが「買ってよかった」だとか。最初こそ食器の並べ方に少々苦労しますが、想像以上の汚れ落ちの良さに満足するようです。 使う水も手洗いの数分の一の量で済むことから、エコロジーにつながると、大いに注目されています。手荒れから開放されたことを喜ぶ人も多いようですね。 大小、タイプはいろいろありますが、据え置き型はそれなりにスペースを取ります。台所のリニューアルを機会に、ビルトインタイプを取り付けませんか。大勢のお客様にも対応できる大型が、だんぜんおすすめですよ。